透析患者指導の求人

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透析患者指導の求人

日本にはおよそ30万人の透析患者がいます。さらにその数は増え続け、年間約1万人ペースというかなり速いペースで増加しています。薬剤師にとり、透析療法を受ける患者さんに服薬指導を行うことは非常に重要な業務の一つです。なぜなら、合併症の悪化を防ぐため、またQOL(生活の質)向上のために、処方された薬を用法を守って服薬してもらうことが必要だからです。さらに、透析患者さんが服用してはいけない薬もあるので、患者さんに直接、適切な指導を行わなければなりません。

透析科で処方される医薬品の種類は非常に多く、一般内科の処方薬に匹敵するほどです。透析ではコントロールしきれないカリウム、リン、尿酸を下げる薬、腎不全によって不足するものを補うための活性型ビタミンD製剤、貧血の薬、降圧剤、血糖降下剤、エリスロポエチン製剤などに加え、合併症のための便秘薬やかゆみ止め、脂質異常症の薬など、1人の患者さんが飲む薬の数は非常に多くなります。なかには、10種類以上の薬を服用する必要がある方もいるほどです。当然、薬剤師による服薬指導が重要になってきます。

服薬が必要な薬の種類が多い、というだけではありません。透析患者さんに対する薬の投与は、その量、服薬する間隔が医薬品によって異なります。薬は本来腎臓から排泄されるものが多いのですが、腎機能が低下していると、薬が体内に溜まりやすくなります。そうなると当然副作用も現れやすくなります。いかに、患者さんに対して分かりやすく服薬指導できるかという点が鍵となります。

服薬指導を難しくする要因は他にもあります。糖尿病性腎症の患者さんは糖尿病性網膜症になる患者さんが多い、ということです。また、高齢の患者さんが多いので白内障にかかっている方も多いことでしょう。さらに、透析患者さんは認知症発症リスクが非常に高いので、服薬指導をする際には、ただ型どおりに説明するだけでは伝わりません。適切に服薬できるよう工夫をすることが求められます。また、薬剤の保管・管理についての指導も行わなければならないでしょう。

透析患者さんは年々増加傾向にあります。透析患者指導の行える薬剤師は今後ますます必要とされていくことでしょう。透析クリニックや透析科のある病院は、日本全国どの地方にでもあります。ですが、まだまだ透析を専門領域として目指す薬剤師の数は少ないですから、今からその分野で経験を積んでおくことで、将来のキャリアアップにつながることでしょう。


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