中小病院と総合病院で薬剤師の役割の違いはある?

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中小病院と総合病院で薬剤師の役割の違いはある?

総合病院とは、ベッド数が100以上で、内科・外科・産婦人科・耳鼻咽喉科・眼科の5つの科を最低でも待っている病院です。また、検査施設や病理解剖室、研究室に講義室、などを備えています。さらに都道府県知事の認可を受けているものを総合病院とよぶことができます。なかでもベッド数が200を超えると大規模な病院になります。中小病院はベッド数が200以下になります。

大規模な総合病院では、当然、薬剤部も規模が大きくなり、薬剤師の人数が数十人から100人以上の施設もあります。薬剤師の数も多いですが、入院患者さんの数も多いので、仕事内容は多岐にわたりボリュームがあります。大規模総合病院の薬剤部ではほとんどの場合、年単位の分担制になっています。業務を専任で長く続けることができるので、専門性が身につきます。

さらに、製薬会社と提携して新薬の開発援助に加われる場合もあります。新薬の効果、作用、さらに副作用について新薬が世に出る前から知ることができ、エビデンスの構築に立ち会えるというのも魅力の一つです。治験や臨床試験が行なわれる病院では、薬剤部が治験事務局を兼ねることになるからです。

中小病院は地域に密着した治療を行います。薬剤師の数はそれほど多くないのが一般的です。人数が少ないがゆえに、さまざまな業務をこなす必要があります。業務内容は、時間や日ごとに区切って、それぞれの薬剤師がこなすのが普通です。ひとつの業務だけを長くこなすわけではないのですが、いろいろな仕事を経験できるのでジェネラリストを目指すことができるという意味でもやりがいがいがあります。

また、人数が少ないがゆえに、院内の医療チームとのコミュニケーションがとりやすいという利点もあります。医師や看護師、放射線技師やカウンセラーなどとより密接に関わることができます。さらに、多くの場合、就業は17時までとなり、土日も休みがとれるのでゆとりをもって働くことができるというメリットもあります。精神的にも身体的にも余裕を持って仕事に取り組めます。

大規模な総合病院、中小病院どちらで働くにしてもそれぞれにメリット・デメリットがあります。自分の性格やライフスタイル、目標などに合わせてどこで働くのか選ぶのが良いでしょう。大規模な総合病院では特定の分野に精通した薬剤師を目指すことができるので、まず大規模な病院で専門的な知識を身に着けてから中小規模の病院に転職する薬剤師もいますし、中小規模の病院ではさまざまな業務に携われるのでその経験を生かして得意分野を見出し大規模病院へ転職するという薬剤師もいますので、どちらが向いているかは人それぞれです。


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